近頃注目されている「リビング学習」。文字どおり子供がリビングやダイニングで勉強するこの方法のメリットとデメリットとは?ときには子供の成績アップにもつながるリビングならではの環境と、勉強しやすい環境作りを紐解きます。
今注目のリビング学習とは?子供の成績アップに効果的な理由
子供が勉強する環境として最適なのは、静かで集中できる子供部屋というイメージを持つ方は少なくないのではないでしょうか。しかし近頃は、小学生の子供たちの大半がリビングで勉強をしているといわれています。
リビングではほかの家族も過ごすため、話し声や雑音などさまざまな情報が飛び交うもの。とても勉強に集中できる環境とは思えませんよね。しかし実は、リビングで学習するからこそ得られる効果もあるのだとか。
そこで今回はリビング学習について徹底的に分析!勉強するのに最適な空間作りのヒントも、合わせて紹介していきます。

リビング学習は子供にも親にもメリットのある勉強法!
まず、リビング学習による子供のメリットとしては、以下のようなものが挙げられます。
◆適度な雑音で集中力アップ
リビングならではの生活音がする中、宿題など決まった量の勉強を時間内に終わらせる必要がある状況で、子供の集中力は研ぎ澄まされやすくなります。雑音がメリットになるとは驚きです。
◆親にすぐ質問できる
ひとりで勉強机に向かっていると、分からない問題にぶつかったときに悶々と考え込んでしまいがち。しかしリビング学習なら近くに親がいるためすぐ質問することが可能です。
◆親が近くにいる安心感がある
小学校低学年などまだ子供が小さい場合は、ひとりになることに不安を覚えてしまうことも。リビング学習なら親が常に視界に入るため、安心して勉強にあたることができます。
続いて、親のメリットは以下のようなものです。
◆子供の状況をいつでも見渡せる
子供が目の届かないところで勉強していると、隠れて遊んでいるのではないかと心配になってしまうことも。リビング学習なら子供が真面目に勉強をしているかどうか、常に目を光らせておけます。
◆子供の得意科目・苦手科目を把握できる
子供から勉強について質問される中で、得意科目と苦手科目を親として把握することが可能に。得意科目はさらに伸ばし、苦手科目は克服するサポートがしやすくなることでしょう。
最適な勉強空間を作らないとデメリットが生まれることも…
子供がリビング学習を行っている最中は、親として快適な環境作りを行うことも重要です。たとえば子供番組がテレビで流れていたり、家族が慌ただしく動き回っていたりすれば必要以上に子供の気が散ってしまいます。
また、リビングに子供の勉強道具が増えることで、散らかりがちになることも意識すべきポイント。適切な収納場所を用意してあげてください。
勉強机以外の机で勉強すると、理想の姿勢をキープすることが難しくなる可能性が。子供の姿勢が悪くなっていないか気にかけることも大切ですよ。
リビング学習に取り組むためのおすすめレイアウトは?
最もおすすめなのはリビングの一角に学習机を置くことです。勉強道具もそのまま収納できるため、リビングが散らかる心配がありません。ただし学習机は大きいので、リビングにある程度のスペースが必要になります。
ダイニングテーブルをそのまま勉強机として利用するのも手軽な方法でしょう。姿勢の問題もあるため、勉強用のイスは用意すべきです。
上の階に続く階段裏や中2階など、室内のデッドスペースを活用するのもおすすめ。リビングから適度な距離が取れるため、子供の気が散りにくくなります。

リビング学習をさせるスペースがない、子供の勉強道具を収納する場所がなくリビングが散らかるなどのお悩みがあれば、新築購入やリフォームのタイミングかも。
子供が成長したあとも長く使える間取りや、家族で快適に過ごせる理想の住まい探しなら、高槻市や茨木市など北摂地域の不動産情報に強い三島コーポレーションへぜひお気軽にご相談ください!