子供の自立を手伝うために子供部屋の存在は必要です。とはいえ、大人が思う過ごしやすさを、子供部屋にも適用してよいのでしょうか?快適な子供部屋を作るために押さえるべきポイントを解説します。
快適な子供部屋の作り方を目指すときの3つのポイント
子供が小さいうちは、大人と同じ空間でともに生活をするのが一般的。日中過ごす部屋や寝室も一緒で、離れて過ごしている時間のほうが少ないことでしょう。
しかし、子供がある程度の年齢になってくると、お互いに個人で過ごす時間も必要になってくるもの。そこで作るべきなのが子供部屋ですよね。今回は子供が過ごす部屋におすすめのインテリアや収納のコツをまとめました。

子供にとって居心地のよい部屋づくりのコツ
まず子供部屋のインテリアを選ぶときには、「いまはまだ少し大きいかな?」と感じるものを選ぶのがおすすめです。
子供にぴったりなサイズの家具を選びたくなる気持ちはわかります。しかし、子供の成長はとても早いもの。机や椅子、収納ダンスなど、いまちょうどいいサイズで購入してしまうと、数年と経たないうちに使いにくくなってしまうかもしれませんよ。
やんちゃな子供は、ときに予想外な行動で部屋を汚してしまうことも。いたるところにシールを貼られたり、振り回したおもちゃで壁を傷つけられたりした経験のある方も多いのではないでしょうか?
子供部屋は子供の好きに使ってくれればいいと思いつつ、将来のことを考えればきれいに使ってほしいですよね。そんなときには、柄つきの壁紙を貼っておくのもおすすめ。汚れが落ちやすい、傷がつきにくいなど、さまざまな加工をしてある壁紙がいまはたくさんありますので、活用してみてくださいね。
また、照明の明るさも気をつけたいポイント。子供の目は敏感なため、明るすぎても暗すぎても目が悪くなる原因になってしまうことがあります。
明るさや色合いを調整できるシーリングライトや、勉強中の手元を照らしてくれるスタンドライトなど、子供の成長を優しくフォローしてくれる照明を選びましょう。
ひとつの部屋を複数の子供が一緒に使う場合のポイント
部屋数の関係で、きょうだいでひとつの部屋を子供部屋として利用することもあるでしょう。子供が小さいうちは、子供同士で一緒に寝られるため寂しがらないというメリットもあります。
とはいえ、それぞれがプライベートの時間を確保できるような工夫をしてあげることも大切です。
まず、子供ひとりあたりに必要な広さの目安は6畳ほどといわれています。6畳あればベッドや収納家具など、必要なインテリアはひと通り配置することができるでしょう。
仕切りには可動式のクローゼットを使うと、子供が独り立ちしたあとに部屋を元の状態に戻せて便利です。そこまでしっかり区切らなくてもよいと考える場合は、カーテンやパーテーションを仕切りに使えば導入費用を抑えられますよ。

自立心を育てるためにも子供部屋は必要
それまで当たり前に大人と一緒の空間で生活してきた子供にとって、突然子供部屋ができることは孤独感を覚えてしまう原因にもなり得ます。
そんなときは、まずは子供部屋を自分の物を収納するための部屋として使わせ、夜はこれまでどおり一緒の部屋で眠るなど、ひとりで過ごすことに徐々に慣れさせましょう。子供部屋が快適な空間になるよう、お気に入りのキャラクターがデザインされたインテリアを置いてあげるものおすすめです。
慣れてくれば子供部屋は子供にとって大切なプライベート空間となり、自立心を養うために重要な場所となってくることでしょう。
子供部屋を作りたいけれど、いまの家では部屋数が足りないという場合は、新築購入やリフォームも検討すべきです。
子供はもちろん、家族全員が使いやすい住まいづくりを、三島コーポレーションが全力でお手伝いします。高槻市や茨木市など、北摂地域の不動産情報なら、ぜひ当社にお任せください!