押入れは上手に活用できればとても便利な収納スペースです。いまいち使いにくいと感じているなら、ちょっとした工夫でぐっと改善することも。収納のコツや、便利に活用するためのアイデアをご紹介します。
目指せ収納名人!押入れをもっと便利に活用するアイデア3選
かつての日本家屋には必ずといってよいほど存在していた押入れ。近頃は洋風家屋も増え、馴染みがないという方も多いのでは?
押入れは収納スペースとして充分な広さがあり、生活で使うさまざまな物を整理しておける場所です。しかし中には、使いにくい、思いのほか物が入らないといったお悩みを抱える方もいらっしゃるのだとか。
そこで今回は、押入れに関するお悩みをピックアップ。工夫次第でとっても便利に、かつ広く使える押入れの魅力に注目します。
これから新築の購入やご自宅のリフォームをご検討中の方も、これを読めば押入れが欲しくなるかも!

自宅の押入れ、上手く活用できていますか?
それではまず、押入れ収納のよくあるお悩みを取り上げます。
まずは、押入れに整理した物を出しにくいという声です。
押入れの一番上にある段(天袋)は天井に近く、背伸びをしても届かない場所にあります。そして真ん中の段(上段)はちょうど立ったまま物が出し入れできる高さで、下の段(下段)はしゃがんだり座ったりしないと物が出せません。
これらの段の高さを考えずに、闇雲に物をしまっていませんか?それぞれの高さに合う物をしまうよう心がければ、押入れはぐっと使いやすくなりますよ。
続いては、しばらくしまっておいた物にカビが生えてしまったという声。
押入れには湿気がこもりやすい場所です。湿度の高い梅雨はもちろん、乾燥していると思われがちな冬場にも要注意!
冬は部屋を暖房で温めるため、外気との温度差で結露が出ることがあります。その結露により湿度が上がり、押入れにしまった物にカビが生えてしまうことがあるのです。
そのほか、押入れのデッドスペースが気になるという声も多く聞かれるもの。各段の高さが固定されているため、融通が効かないように感じてしまうのかもしれませんね。
押入れが使いにくいからという理由から、クローゼットへのリフォームを検討されるご家庭も多いようです。
それではこれらを踏まえて、押入れを便利に使うコツを解説していきます!
押入れ収納をもっと便利にする片付け方のコツ
1つ目のコツは、各段に合った物を片付けること。
天袋は気軽には手を伸ばせない位置にあるため、普段はあまり出さない物をしまっておくのがおすすめのスペースです。また、しまった物を出すときは踏み台などを使うことで足元が不安定になるため、軽い物をしまうようにしましょう。
上段は立ったまま物を出し入れできるので、日頃よく使うものを入れます。その際、あまり重い物を入れてしまうとうっかり手を滑らせたときに危険ですので、重い物は下段にしまってくださいね。
下段はシーズンオフの衣類が入った衣装ケースや、家電製品をしまうのに便利です。
2つ目のコツは、カビ対策として押入れの中にすのこを敷くこと。
来客用や、シーズンオフの布団を押入れにしまっているご家庭は多いのでは?すのこを敷くことで通気性がよくなり、押入れの中の湿気を減らすことができます。
これに加え、定期的に押入れの扉やふすまを開けて換気したり、薬局などで売られている除湿剤を使ったりすれば、さらに安心ですよ。

押入れのデッドスペース対策には収納グッズが大活躍!
3つ目として、押入れにできやすいデッドスペースの解消法を解説してきます。
押入れは各段の高さが固定されているため、中途半端な高さの物をしまうと、その上下にぴったりはまる物がない場合デッドスペースが生まれてしまいます。
これを解消するのが、ホームセンターや100円均一でも売られているさまざまなサイズの収納ボックスや、可動式の収納棚です。
デッドスペースにちょうどいいサイズのボックスを埋め込んだり、高さを変えられる収納棚を追加することで段数を変えたりすれば、押入れはもっと便利に使いやすくなります。
押入れの整理整頓が上手くできると達成感がありますよね!上手に活用して、生活空間をもっとすっきりさせてみてはいかがですか?
これから住宅購入を検討されているなら、収納の広さは重視すべきポイント。
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